「未来に受け継ぐピアノ音楽の実験」ホールアンケート報告会と調律師座談会〜ミニコンサート付(zoom配信14:00〜16:30)

「未来に受け継ぐピアノ音楽の実験」プロジェクト・ホールリサーチ部門

ホールアンケート報告会と調律師座談会〜ミニコンサート付

【オンラインイベント(zoom使用)/両国門天ホールから生配信】

 

当部門がめざすピアノ管理指標(ガイドライン)作成に向け、「劇場・音楽ホール等におけるピアノ特殊奏法の実施状況に関するアンケート調査」(以下「ホールアンケート」)報告会と調律師座談会を開催します。

ホールアンケート報告会では、全国の調査対象施設282施設にアンケートを依頼し、返答のあった 106施設の回答結果の集計、分析結果を報告します。

調律師座談会では、第一線の現場でピアノに携わる調律師各氏が、特殊奏法作品の上演状況の改善に向けて意見交換を行います。

また、現代作品のピアノ演奏における第一人者、井上郷子によるミニコンサートも合わせてお楽しみいただけます。

ピアノにおける特殊奏法の〈現実〉に触れ、ピアノをめぐるそれぞれの立場から、その可能性について共に考える場となるユニークな機会。どうぞご期待ください。

 

進行

はじめに 黒崎八重子(両国門天ホール代表)

【ホールアンケート報告会】大澤寅雄(文化生態観察)

【ミニ・コンサート(プリペアドピアノの実演)】井上郷子(ピアニスト)

【調律師座談会】

 

登壇者:

会場/岩崎 俊(山石屋洋金工房代表取締)、鈴木 良(ピアノ調律技能士)、三浦明道(ピアノ調律師)

ZOOM/三ケ田美智子(ピアノ調律師)

 

総合司会:森隆一郎(アートで社会をクリエイティブにする「渚と」主宰)

座談会司会:鐘ケ江織代(リサーチャー・コーディネーター。「パレイドリアン」主宰)

 

視聴費:無料

視聴方法:Zoomを通じて視聴。

お申し込みいただいた後、ZOOMのURL等、参加方法の詳細をお知らせいたします。

予約・お問い合わせ:両国門天ホール

メール:ticket@monten.jp(@は半角に直してください)

電話・FAX:03-6666-9491(火曜日休館)

 

 

主催:一般社団法人もんてん

助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

 

*   *   *

「未来に受け継ぐピアノ音楽の実験」プロジェクトについて

今日の音楽表現の拡張、多様化に伴い、様々な新しいピアノの”特殊奏法”が試みられてきました。弦を直接奏したり、弦に物を挟み込んだり、ブレイスバーを叩いたりするそうした奏法は、その表現上の必然性にもかかわらず、実現する環境が限られています。本プロジェクトは、この「特殊奏法問題」について、音楽家、研究者、ホール運営者が一つのテーブルに集い、「ワークショップ、演奏会、作品委嘱」(ワークショップ部門)、「特殊奏法を用いるピアノ作品のリサーチ」(音楽的リサーチ部門)、「ホールの現状調査、ピアノ管理指標提言」(ホールリサーチ部門)等を行い、合わせてシンポジウムでの発信、資料のアーカイヴ化を行います。なお本プロジェクトは、アーツカウンシル東京の「東京芸術文化創造発信助成【長期助成プログラム】(芸術創造環境の向上に資する活動)」の助成を受け2018年より実施しています。ホールという場の特性を生かしながら、ピアノ音楽の実験を未来に受け継ぎ、新たな音楽創造の活性化に貢献することを目指します。

ホールリサーチ部門メンバー:石川景子、五十嵐絵里子、黒崎八重子、鐘ヶ江織代、大澤寅雄、伊志嶺絵里子、森隆一郎

 

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※特記なき場合、開場は開演の30分前です。
※問い合わせ先メールアドレスの@は、小文字に打ち直してください。



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