第1回 両国シネマ天丼2017:久高オデッセイ 第一部 結章、躍る旅人−能楽師・津村禮次郎の肖像、きみはヒロシマで何も見なかった、「稲妻捕り」香月人美+清水晃 〜宇野邦一『土方巽 衰弱体の思想』出版記念イベント
5/1/月


下町・両国を舞台に新しい映画祭がスタートします。その名も「両国シネマ天丼」!
第1回のプログラム・ディレクターとして映画作家・宮岡秀行を迎えます。「音楽・文学・踊り」をテーマとしたドキュメンタリー映画に定評のある宮岡氏のセレクションによる、ワークショップで制作された作品、芸術の制作現場のドキュメンタリーの映画上映と、関連パフォーマンスを9日間に渡り繰り広げます。
プログラム・ディレクター:宮岡秀行
【スケジュール】
【映】11:00〜
「久高オデッセイ 第一部 結章」(2006年68分)
監督:大重潤一郎
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=JLQp2rUwPFY&t=10s
【映】14:00〜
「躍る旅人−能楽師・津村禮次郎の肖像」(2014年/110分)
監督:三宅流
日本に600年以上も伝わる伝統芸能「能」。このドキュメンタリー映画は能楽師・津村禮次郎が、様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションを通じて、身体表現の可能性を大きく広げていく姿を5年に渡る長期取材と構成によって完成した作品である。
70歳を迎えた津村禮次郎の古希を祝う記念能が国立能楽堂で行なわれた。これをひとつの通過点とし、今後の更なる跳躍へと胸を躍らせる津村。バレエ、コンテンポラリーダンス、パントマイム、バリ舞踊…、津村禮次郎は未知の世界に自分を投げ出した時、そこから何が自分の中から出てくるのか、という冒険を続けている。彼が初めて能に触れたのは19歳の時。当時女流能楽師のパイオニア・津村紀三子の芸に強く惹かれ内弟子となり、以後ひたすら古典能の研鑽に没頭し、40歳を過ぎた頃から精力的に独自の創作活動を行うようになった。様々なコラボレーションで発揮する津村の豊潤で力強い身体表現は、能という芸能に対する、長い間の厳しい修行と鍛錬に裏打ちされたものである。
津村はまだ旅の道程にある。
【映】16:00〜
「きみはヒロシマで何も見なかった」(2001年/30分)
監督/立案:諏訪敦彦
「Winter Oranges」(2000年/73分)
監督:ロブ・ニルソン、諏訪敦彦
【パ+対談】19:30〜(一部の広報物にて19:00〜とお知らせしておりました。お詫びして訂正いたします)
「稲妻捕り」香月人美+清水晃 〜宇野邦一『土方巽 衰弱体の思想』出版記念イベント
photo by Hiroshi Sakemi
出演:香月人美(朗読)
対談:宇野邦一・野村喜和夫
*料金:『土方巽 衰弱体の思想』購入者(ならびに本書籍持参者)1500円、一般2000円
料金:
【映】映画 各1000円
【パ+対談】『土方巽 衰弱体の思想』購入者(ならびに本書籍持参者)1500円、一般2000円
門天会員:各1割引
主催:一般社団法人もんてん(両国門天ホール)
予約・お問い合わせ:両国門天ホール
電話/FAX: 03-6666-9491(電話は平日の13:00〜17:00)
メール:ticket@monten.jp (@は半角に直してください)