春休み職業体験スペシャル〜みんなの知らない調律師の世界

チューニングハンマーを回して

スタンウェイピアノの調律体験をしてみませんか?

実際にピンを回してみて湧き上がるピアノと調律の不思議について、

演奏を交えながら紐解いていきます。

 

【主な内容】

・調律体験

・調律師・岩崎俊による座学「調律師の仕事」

・ピアニスト・川原彩子による演奏

・ドリンク片手に座談会

 

参加費(1ドリンク付き) :

前売 一般1500円、学生・門天会員1000円

当日 2000円(一般・学生・門天会員共)

*学生券は学生証の提示をお願いいたします。

 

予約:両国門天ホール tel&fax  03-6666-9491 (火曜日休館)

ticket@monten.jp (@は半角に直してください)

 

 

主催:一般社団法人もんてん(両国門天ホール)

共催:株式会社山石屋洋琴工房

 

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調律師の仕事

ピアノは、素材の木を選択し熟成させるところから始まり、響板、支柱、側板、金属フレーム、張弦、鍵盤、アクション、調整・調律・調音と、多くの職人たちの手と時間をかけてつくられ、音楽家に演奏されることによって初めて完成されます。 この過程をじゅうぶんに理解し、ピアノひとつひとつの個性を活かしながら最良の状態を引き出すのがピアノ調律師。

その主な仕事には、いわゆる調律(音合わせ)だけではなく、整音(音色の調整)、整調(アクションの調整)、修理といった多岐にわたる作業も含まれます。またコンサートでは、会場の音響効果を検証しながら演奏家とともに音をつくりあげていく重要な役割を担っています。

将来の人材不足も心配されている調律師の現在を、実際の作業を体験しながら紹介する試み。

作曲家や演奏家の皆さんもぜひご参加ください。

 

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岩崎 俊:コンサートピアノ技術者、発明家

キネブチピアノに於いて、スタインウェイ、ベーゼンドルファーに携わり、NHK放送センター、桐朋学園などでの調律を行う。その後約20年間松尾楽器商会の委託技術者を務める。国際交流基金から海外の技術者の育成に派遣される。NHK BS-hi「どれみふぁワンダーランド」の「匠の技」コーナーに調律師として出演。R-bit®の特許3864316のほか合計3件、実用新案3130084を保有。現在、株式会社山石屋洋琴工房、代表取締役CEO。1年間の本番の調律は200本以上。

 

川原彩子:ピアノ

取手松陽高校音楽科、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。同声会賞受賞、及び同声会新人演奏会出演。読売新人演奏会出演。これまでに大畑(飯田)知子、植田克己、ティニー・ヴィルツ各氏に師事。現在、取手松陽高校音楽科非常勤講師、合唱ピアニスト、アンサンブルパートナー、近代音楽研究家・辻浩美氏の助手を務める等、イロイロ活動中。

※特記なき場合、開場は開演の30分前です。
※問い合わせ先メールアドレスの@は、小文字に打ち直してください。



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