林千恵子メゾソプラノリサイタル〜ドルトール、吉田、アペルギス、ゴーサン、グロボカール

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パリを拠点に、現代音楽のスペシャリストとして活躍を続ける林千恵子、東京での3年ぶりのソロリサイタル。

前半は、ドルトールによる委嘱新作を始め、アペルギス、吉田進、ゴーサンのソロヴォイス作品を。後半は、2011年ソロリサイタルでの日本初演が佐治敬三賞を受賞したグロボカール2曲の再演に挑みます。

 

出演:林千恵子(メゾソプラノ)

 

プログラム:

マルセル・ドルトール:ヴォカリザスィョン(仮題)委嘱新作(2014)

Marcel Dortort : Vocalisation

 

吉田 進 : 《神迎え・神遊び・神送り》~女声独唱のための(カンペール国立文化会館、「音楽の劇場」共同委嘱)2001

Chants de Chaman(Kami-Mukae, Kami-Asobi, Kami-Okuri)~pour voix de femme

 

ジョルジュ・アペルギス:五つの平穏〜女声のための(1992)

Georges Aperghis : Cinq calme-plats ~pour voix de femme

 

アラン・ゴーサン:記憶の声~独唱のための(1985)

Allain Gaussin : Les voix de la mémoire ~pour voix seule

 

ヴィンコ・グロボカール:再考〜女声のための(1995)

Vinko Globokar : Second Thoughts ~pour voix de femme

ヴィンコ・グロボカール:安全の向こう側〜独唱のための(1977)

Vinko Globokar : Jenseits der Sicherheit ~für Solostimme

 

 

入場料:全席自由 一般3000円、学生2500円、門天会員2500円

(当日は500円増し)

 

予約受付開始:2014年5月1日(木)10:00〜

ご予約・お問い合わせ:両国門天ホール ticket@monten.jp

HP:http://www.confetti-web.com/ticket/ticket.aspx?tid=121687

(観劇ポータルサイト「カンフェティ」の画面が開きます)

フリーダイヤルでのご予約:Confetti 0120-240-540(受付時間:平日10:00~18:00)

 

※HP、フリーダイヤル予約でのチケットは、お近くのセブンイレブンでの受け取り、精算となります。発券手数料はかかりません。

※門天会員チケットは、メール、電話、FAXのみの受付となります。HP、フリーダイヤルでの受付はできませんのでご注意ください。

 

 

主催:両国門天ホール(一般社団法人もんてん)

制作協力:ナヤ・コレクティブ

 

 

【プロフィール】

林千恵子  Hayashi Chieko (メゾソプラノ)

桐朋学園大学音楽学部演奏学科声楽専攻卒業。

1984年よりフランス留学。1986年フランス音楽コンクール(パリ)オペラ部門第2位、並びに特別賞受賞。1993年フランス歌曲国際コンクール(パリ)でフォーレ大賞受賞。

現在はパリを本拠地とし、フランス、ドイツ、ベルギー、スイス、ポルトガル等のヨーロッパ各地で歌曲、オラトリオ、声楽アンサンブル等の演奏会で活躍する他、コンテンポラリー・ダンスや演劇作品とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。1999年にアルメニア・フィルと共演した模様は、FM東京「ザ・シンフォニーホール・ヨーロッパ」にて放送された。メシアン、アペルギス、フェラーリなど現代音楽のスペシャリストとしての活躍はめざましく、特にアペルギス本人の賞賛を得た「レシタシオン」全曲演奏(2003年日本初演)で話題を呼ぶ。

ダンスなど舞台作品にも数多く参加、2009年にはボヴェ(フランス)郊外のポワソン劇場にて、現代ダンスカンパニー「K-DENZA」と共に「Impasse」を制作、出演。声を自在に操るダンサーとしても活動を続ける。

日本では、1992年より各地で現代音楽を中心としたリサイタルを開催。また東京でフランス歌曲セミナーを開催したり、日本文化をフランスに紹介するフェスティバル「SAMURAI JAPON2005」に参加するなど日仏の文化交流にも積極的に関わっている。2006年第二回「ルーマニア国際音楽コンクール」声楽部門本選の審査員を務める。

CDにメシアン「歌曲集『ハラウィ』」(2002年Altusレーベル)など。

2011年7月東京でのソロリサイタル『アペルギス&グルボカール』(ナヤ・コレクティブ主催)に対し、サントリー芸術財団第11回佐治敬三賞受賞。

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超絶的な唱法から繰り出される声音が無機的な情報に解体されることなく、

表現の美しいまとまりを保つとともに、

生身の人間の熱のこもった感情表現と結びついて訴えかけたことがすばらしい。

(サントリー芸術財団第11回佐治敬三賞贈賞理由より)

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※特記なき場合、開場は開演の30分前です。
※問い合わせ先メールアドレスの@は、小文字に打ち直してください。



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