門天ホールmenu 2023 November&December 11月12月のmenu

2023年11月12月のmenu表紙とザウクロチャットをご紹介いたします。
ザウクロチャットは、

『ストリートピアノすみだ川の季節がやってきた!』

です。

『ストリートピアノすみだ川の季節がやってきた!』

クロ:ストピも7年目を迎えます。続いていますねー。

ザウルス:そうですね。コロナを経ても毎年好評で、たくさんの方に来て
もらっていますね。昨年はドキュメンタリー映像も作ってもらって、
本番に参加してもらうだけではなくて、皆さんに映像を通してストリー
トピアノすみだ川の様子を知ってもらうことができました。皆さんから
いただく感想の中で一番多いのは「普通ストリートピアノというと、
街角にただピアノが置いてあって、ピアノが上手な人が弾いていく、
というイメージだったけれども、ストリートピアノすみだ川では、ピアノ
を弾いたことがない人でも演奏サポーターと一緒に演奏したり、周り
で聴いている人も一緒に演奏に加わって、みんなで音楽を楽しんで
いるところが印象的」ということかなと思います。

クロ:そうですね。

ザウ:2007年にストリートピアノを始めるにあたって、クロさんが、
「ピアノを習ったことがない人でも、指一本弾きから参加できるように
したい!」ということで始めたこの「すみだ川方式」のストリートピアノ
ですが、どうしてそういった思いに至ったんですか?

クロ:私は音楽が苦手で、歌を一人一人歌う音楽の時間が本当に苦手で
おなが痛いと言って保健室に行くことが多い小学生でした。そんな私
が大人になって音楽と出会ってバッハの平均律を聴いて、
「あーこの世の中にこんな美しい世界があるんだ」と感動したのね。
そんなことがきっかけで、音楽の好きな友だちに誘われて合唱団に
入って、歌える人も歌えない人も一緒に音楽する楽しさを知って、人生
が変わったんですよ。
麻疹のようなもので、大人になって音楽と出会ったものですから重症
になって、今の仕事へとつながっています。そんなこんなで出来る人も
出来ない人も、一緒に楽しめる音楽が好きです。楽しいよーっ。
やってみない?一緒にやろうよ!って声をかけたくなっちゃうんです。
私が音楽に足を踏み入れたのは、出来る人が、出来ない私に一緒に
やろう、と声をかけてくれたことがきっかけなので、私もそうしたくなっ
ちゃうんですよね。

ザウ:音楽が人生を変えたんですね!そしてそのクロさんの経験が
まさにストリートピアノすみだ川の中心にあると思ったら納得でした。
高校生や大学生を教えていると、「音楽は上手い人だけのもの。
自分はカラオケ行くくらいかな、、、」なんていう人も多いんですが、
クロさんのように、ストリートピアノすみだ川で初心者でもみんなで音
楽を楽しむ経験をしたら人生が変わってしまう人もいるかもしれない
ですね!
毎年趣向を変えて実施しているストリートピアノすみだ川ですが、
今年はどんなことをしますか?

クロ:今年は、ストリートピアノを巡って、いろんな人が関わることで
化学反応が起きていくようなことが起こるといいなと思っています。
その一つが舞台美術ワークショップです。ひとりひとりが作ったフラッ
グを組み合わせて、舞台美術が出来ていく、、。まだ見たことのない風
景ですので、とても楽しみにしているんですよ。

ザウ:ほんとですね。みんなが関われば関わるほど変化していく、という
のが見た目でもわかるというのが素敵ですね。

クロ:大道芸もあるしね。久方ぶりにチンドン隊に町を練り歩いてもらい
ます。その日、ストリートピアノすみだ川を初めて知った人にも参加し
ていただければと思います。ワイワイガヤガヤ、自分のペースで楽しん
でいただけるようにスタッフがサポートします。

ザウ:はい!あと、今年からは市民サポーターや寄付も募集していますね。

クロ:はい、この企画をずーっと続けていけたら良いなぁと思いますので、
地域の方と皆さんで企画を進めて行けたらと思います。
今年はみんなで作りあげていくストリートピアノすみだ川のスタート年
です。
私たちスタッフと一緒に、出来ることから、お手伝いをして下さる方を
募集しています。また、寄付も無理のないところからお願いします。
いただいた寄付は、ストリートピアノすみだ川の運営資金にさせてい
ただきます。

ザウ:もんてんと地域の皆さんと一緒にイベント全体を作り上げて、
地域全体で大事にしたいイベントになっていったら素敵です。

クロ:今年もたくさんの方に参加してもらえると嬉しいですね。

ザウ:はい!皆さん、隅田川テラスでお待ちしています!

 

 

 

※特記なき場合、開場は開演の30分前です。
※問い合わせ先メールアドレスの@は、小文字に打ち直してください。



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