【延期】日仏現代音楽協会 会員ピアニスト4人による2台ピアノコンサートvol.3:ストラヴィンスキー没後50年記念ミニ・コンサート&ライヴ配信
【延期】5/5/水祝 16:00〜17:00


新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言が発出され、1000平方メートル以内の劇場である門天ホールには、東京都より無観客公演の要請がありました。しかし完全な無観客では経済的な面からも演奏会の成立が難しく、また人出を抑え活動を控えるという全世界共通の方針には主催者としても最大限協力すべきだと判断をし、この度は延期とすることにいたしました。新たな日程が決まり次第、当ホームページにて発表します。
ご予約いただいた皆様には個別にご連絡いたします。(4/27補筆)
開場:15:45
ストラヴィンスキーの没後50年を記念して、演奏機会の少ない2台ピアノのための2作品と、親しみやすいピアノ連弾のための2作品を、4人のピアニストの演奏により解説つきでお送りいたします。
出演 : 飯野明日香・大須賀かおり・瀬川裕美子・安田結衣子(ピアノ) 、夏田昌和・池原舞(解説)
プログラム :
ストラヴィンスキー / Igor Stravinsky(1882~1971)
1.《5つの易しい小品 / 5 Pièces faciles》(1916~17・連弾)
2.《2台ピアノのためのソナタ / Sonata for 2 pianos》(1943~44)
3.《2台のソロ・ピアノのための協奏曲 / Concerto per due pianoforti soli》(1931~35)
4.《3つの易しい小品 / 3 Pièces faciles》(1914~15・連弾)
●限定入場料金(10人限定・要予約): 3,000円
ご予約は下記の問い合わせ先へ。
●ライブ配信:1,500円
配信はvimeoでお届けします。
主催 : 一般社団法人もんてん(両国門天ホール)
共催 : 日仏現代音楽協会
限定入場予約・問合せ:両国門天ホール
電話/FAX: 03-6666-9491(火曜日休館)
メール:ticket@monten.jp (@は半角に直してください)
・定員に達し次第受付を終了します。
・予約時にご案内する新型コロナウィルス感染症対策へのご協力をお願いします。
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経歴
飯野明日香 Asuka Iino◉ピアノ
東京藝術大学附属高校、同大学、パリ国立高等音楽院ピアノ科、フォルテピアノ科卒。ベルギー政府給費留学生としてブリュッ セル王立音楽院ピアノ科マスターコース修了。
リサイタルシリーズ「Parfum du Futur」、室内楽シリーズ「l’ Espace」などの演奏活動、4 枚の CD は全てレコード芸 術特選盤他の高い評価を得ており、特に「France Now」は「クラシック不滅の名盤 1000」( レコード芸術編 ) に選出。
2010 年第 28 回中島健蔵音楽賞、2014 年度レコード・アカデミー賞(現代曲部門)受賞。 洗足学園音楽大学、桐朋学園大学、東京藝術大学非常勤講師。ピティナ汐留イタリア街ステーション代表。https://www.askaiino.com
大須賀かおり Kaori Ohsuga◉ピアノ
桐朋学園大学音楽演奏学科卒業、同大学アンサンブルディプロマコース修了。日本室内楽コンクール第 2 位。現代音楽演奏 コンクール競楽 V 優勝、第 12 回朝日現代音楽賞、2003 年度青山バロックザール賞受賞。ソロリサイタルやオーケストラ との共演。多くの作曲家の作品初演や CD 録音に携わり、これまでの初演数は 300 曲を超える。ジパングレーベルより 4 枚のアルバムと楽譜集をリリース。2020 年コジマ録音からリリースしたアイヴズのソナタ全集が第7 5 回文化庁芸術祭レ コード部門優秀賞を受賞。日仏現代音楽協会、日本・フィンランド新音楽協会会員。http://kaoriohsuga.com/
瀬川裕美子 Yumiko Segawa◉ピアノ
国立音楽大学鍵盤楽器ピアノ専修を首席、同科ソリストコースを最優秀で卒業。2013 年よりリサイタルを東京文化会館小 ホールやトッパンホールにてバッハから邦人委嘱作品まで、コンセプチュアルなプログラムで展開。その 8 回目となる Boulez ピアノソナタ全曲リサイタル、並びに同プログラムの CD は朝日新聞や日本経済新聞で取り上げられた。これまで に CD5枚をリリースし、「レコード芸術」誌特選盤をはじめ「MUSIC BIRD」等、多数のメディアで紹介される。2022 年 3 月に東京オペラシティ「B→C」に出演予定。アンサンブル活動に加え、他分野の芸術と連関させた独自のレクチャー も行っている。日仏現代音楽協会会員。日本アルバン・ベルク協会会員。http://www.yumikosegawa.com/
安田結衣子 Yuiko Yasuda◉ピアノ
京都市立音楽 ( 現京都市立京都堀川音楽 ) 高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学卒業時にアカンサス 音楽賞受賞。パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に 審査員の満場一致で入学、同音楽院を最優秀の成績で卒業。 Klangspuren Schwaz 音楽祭にインターナショナルアンサンブルモデルンアカデミー生として参加。第 10 回現代音楽演 奏コンクール〈競楽 X〉入選。現代音楽セミナー「秋吉台の夏」ピアニスト兼講師。作曲家としても委嘱作品多数。現在は 日本を中心にピアニスト・作曲家として活動する傍ら、東京藝術大学音楽学部、国立音楽大学などにて後進の指導にもあたっ ている。
夏田昌和 Masakazu Natsuda◉解説
1968 年東京生まれ。東京芸術大学大学院修了後、渡仏。パリ国立高等音楽院にて作曲と指揮を学び、審査員全員一致の首席一等賞を得て同院 作曲科を卒業。作曲を野田暉行、永冨正之、近藤譲、Gérard Grisey、指揮を秋山和慶、Jean-Sébastien Béreau、伴奏法を Henriette Puig=Roget の各氏に師事。芥川作曲賞や出光音楽賞をはじめとする受賞や入賞、入選多数。フランス文化省やサントリー音楽財団、アンサンブル・ アンテルコンタンポランを始めとする数多くの公的機関や演奏団体、ソリストより委嘱を受けて書かれた作品は、世界各地の様々な音楽祭や演 奏会にて紹介されている。指揮者としては邦人作品の初演や海外現代作品の紹介に数多く携わり、グリゼイの《Vortex Temporum》や《境界 を越えるための 4 つの歌》の日本初演も指揮した。指揮者の阿部加奈子と共に日仏現代音楽協会を設立して初代事務局長を務め、その後も同協 会を通じて様々な教育プログラムや演奏会・シンポジウム等の企画・運営に携わっている。2013 年に東京オペラシティ・リサイタルホールに て大規模な室内楽個展が開催された他、ジパング・プロダクツより CD「先史時代の歌~夏田昌和作品集」をリリース。
www.artandmedia.com/artists/masakazu-natsuda/