もんてん学校2017~芸術の未来〈加藤種男の芸術論〉第5回 やっぱり夏はバッハでしょう

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両国門天ホールでは、日常生活のなかで私たちが気づかずにいることを再発見していく学びの場として、2017 年4 月よりシリーズ企画「もんてん学校」を開催します。

記念すべきシリーズ第一弾の講師は、加藤種男氏。これまでメセナ活動をはじめ、芸術・地域振興の活動に寄与し、数多くの文化芸術活動や文化政策の提言、アーティストやアートマネージャーたちの発掘などを行ってきた日本の文化芸術を牽引する第一人者です。

1990 年以来、数々の活動を展開してきた加藤氏の実践と一貫してそこにある芸術論を、年10 回のレクチャーを通して解き明かしていきます。

 

 

時間 :19:00開始  ( 開場18:30)   21:00終了予定

持ち物:筆記用具

講師:加藤種男

受講料(前期・後期各5回): 1回 2,500円/半期 10,000円

 

申込・お問合せ:一般社団法人もんてん( 両国門天ホール)

電話/FAX: 03-6666-9491(電話は平日の13:00〜17:00)

メール:ticket@monten.jp(@は半角に直してください)

 

 

講義内容(全10 回)

 

前期

第1回(4/24) 純粋芸術は成り立つのか?

・歌、踊りから離れて音楽は成り立つか

・式場隆三郎の仕事をめぐって

・フルクサスの場合

第2回(5/22) 沖縄芸能のルーツを探る

・玉城里之子(たまぐすくさとぬし=翁維垣)と天保の江戸上り

・紅型とは何だったか

第3回(6/26) 作り手と受け手の流動化1

・野村誠の仕事について

第4回(7/24) 作り手と受け手の流動化2

・神楽をめぐる話

・日本の祭りについて

第5回(8/28) やっぱり夏はバッハでしょう

・バッハの仕事について~作り手と著作権の関係

 

後期

第6回(10/23) 生き方そのものをアートにする

・通崎睦美と木琴をめぐって

第7回(11/27) 気鋭の芸術家の発掘支援とAAF

・アサヒビールにおける芸術文化活動の手法とその背景

・アサヒ・アートフェスティバル(AAF)とは何だったのか?

第8回(12/25) 先人たちの仕事

・芸術の支え手、メセナの先人たちの仕事

第9回(1/22)  少子高齢社会の芸術文化

・一万人のゴールドシアターの場合

第10回(2/26) 芸術の未来

・  芸術と社会の関係、社会の仕組みを考える

 

※講義内容の紹介は一部です(2017 年2 月時点)。今後変更の可能性もございます。講義内容の変更や追加については、随時ホームページで発表します。

 

企画・運営スタッフ:黒崎八重子、日野麻衣子、森真理子、石川景子

*講座をサポートしていただきながら、参加費無料で聴講できる「サポートスタッフ」を随時募集しています。詳細はお問合せください。

 

講師経歴:

 加藤 種男(かとう たねお)

「創造列島」提唱者。 1990 年からアサヒビールの企業メセナを担当し、AAF などを立ち上げ、3 月まで企業メセナ協議会専務理事。2004 年から2010 年まで文化芸術創造都市横浜の旗振り役を務め、全国の創造都市の推進に関わる。アートNPO や芸術文化振興を通してすべての人が創造的になる社会をめざして、「創造列島 Creative Archipelago 」を提唱している。

※特記なき場合、開場は開演の30分前です。
※問い合わせ先メールアドレスの@は、小文字に打ち直してください。



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