左手ピアニストの誕生と挑戦〜智内威雄ピアノリサイタル特別編

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左手のピアニスト智内威雄は、その演奏活動が高く評価され、近年ドキュメンタリー番組が放送されるなど数々のメディアにも取り上げられている。彼は大阪を拠点に活動してきたが、昨年より東京での本格的な活動をスタート。両国門天ホールではピアノリサイタルシリーズを持ち、左手のピアノ曲の知られざる物語と豊かな音楽性を紹介している。

今回は、ドキュメンタリー映画「ジストニア」の上映とともに智内威雄がジストニアを患って以来、左手のピアニストとなることを決意するに至るまでの『ピアニスト智内威雄の誕生と挑戦』を紹介する。

 

出演:智内威雄 (お話とピアノ)

 

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【プログラム】

第1部 ドキュメンタリー映画上映「ジストニア」(監督・編集:川畑友生)

上映時間/100分

注意:この映画は開頭手術の映像が公開されています。

 

第2部 智内威雄体験談「音楽家とジストニア」&ピアノ演奏

智内威雄が初めて聴衆の前で体験談を語ります。

 

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料金:前売2500円・門天会員2000円・学生2000円

(当日券は前記+500円)

 

予約・問合せ:両国門天ホール

tel/fax: 03-6666-9491(電話は平日の13:00〜17:00)

メール:ticket@monten.jp

ホームページ(カンフェティ):http://www.confetti-web.com/detail2.php?tid=24797&

 

フリーダイヤルのご予約:Confetti 0120-240-540 (受付時間:平日10:00〜18:00)

※HP、フリーダイヤル予約でのチケットは、お近くのセブンイレブンでの受け取り、精算となります。発券手数料はかかりません。

※門天会員券は、メール、電話、FAXのみの受付となります。 ホームページ、フリーダイヤルでの受付はできませんのでご注意ください。

 

主催 両国門天ホール (一般社団法人もんてん)

協力 映画ジストニア上映実行委員会

 

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【ドキュメンタリー映画「ジストニア」について】

ジストニアって何だろう?

脳からデタラメな指令が出て、身体が勝手にクネクネ動いてしまう。ジストニアとはそんな病気です。症状の出る場所によってまるで別の病気に見えます。定義しづらい、扱いに困る、難病指定されていない難病。

しかし、患者さんの話に耳を傾けてみてください。なんでこの病気が知られていないんだろうと思うことでしょう。この病気は、ひじょうに興味深いです。

川畑友生

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この映画の主人公の佐藤治子さんは、堀内正浩医師と「NPO法人ジストニア友の会」を設立し、自身もジストニアを患っています。私が左手のピアニストとして歩みだしたときに、品川でコンサートを主催してくださった方でもあります。彼女は「病もチャンスの1つ。その出会いを活かせるかは本人にかかっている」とおっしゃっていました。私も彼女の影響を受けながら、片手に何らかの運動障がいのあるピアノ入門者に対しても、ピアノ演奏の門出をするチャンスを提供できればと思うようになり、今の「ワンハンドピアノフェスタ」「ワンハンドピアノレッスン」に繋がっていった経緯があります。その彼女を追ったドキュメンタリー映画です。

智内威雄

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【智内威雄プロフィール】

東京音楽大学在学中にミラノにて研鑽を積む。卒業後、ドイツ国立ハノーファー音楽大学に入学、その間、グリーグ国際コンクールで特別賞、マルサラ国際音楽コンクール3位入賞等数々のコンクールにて入賞受賞。01年ジストニアが発症し休学・リハビリを開始する。03年よりドイツにて左手のピアニストとして活動を再開する。06年に広島交響楽団とラヴェルの「左手のための協奏曲」を共演し絶賛され、同年日本デビューをする。「左手のピアニスト」として驚異的なテクニックと深遠かつ豊かな音楽性で新境地を切り拓く。片手にハンディキャップをもつ演奏家に、音楽を続ける道を示す任意団体「左手のアーカイブ」プロジェクトを設立する。関西テレビ制作のドキュメンタリー番組、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、共同通信、NHK(AM,FM,TV)等のメディア各社にて活動の特集が組まれる。

※特記なき場合、開場は開演の30分前です。
※問い合わせ先メールアドレスの@は、小文字に打ち直してください。



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