瞽女の足跡 その二〜越後瞽女唄「さずきもん」東京公演
12/2/金、12/3/土


12/2/金 18:30〜
12/3/土 14:00〜
水上勉の小説や篠田正浩監督の映画「はなれ瞽女 おりん」で有名な、瞽女とは室町時代より全国の農村で、三味線を携えて語り物などを唄った「門付け」の「盲目の女旅芸人」です。明治以降は、越後地方(高田市・長岡市)を除いては殆ど廃れてしまい、昭和30年代にはその姿も見えなくなりました。「高田瞽女」は、頚域3郡や信州・佐久、上田まで四季に合わせ年間300日を旅して廻り、それを支えたのは瞽女宿と呼ばれた「裕福な農家」の宿と食事の無償提供でした。失明した子供たちの自立する仕事として、厳しい式目(戒律)の下修行を重ね、一人前の「本瞽女さ」には10年以上の年月を要しました。僅かな人たちに継承された瞽女唄の、その独特な語りや力強い三味線を、長岡瞽女・高田瞽女・両系統の唯一の伝承者である「萱森直子」さんを師とし継承する「さずきもん」のみなさんの語りで味わっていただければと思います。
出演:演奏者 井浦美里、渡邉聡子、江藤めぐみ、齋藤穂歌、広沢里枝子、小関敦子
料金:前売り・当日 3,500円/公演 2日間通し券:6,000円
主催:West Glen Associates
予約・問い合わせ先:FAX:03-5384-6557、m.inaba.tokyo@gmail.com(@は半角に直してください)
携帯:080-3022-8039