第1回 両国アートフェスティバル2015【プログラムC】2台のピアノとアジアの若い作曲家たち

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下町・両国を舞台に新しい音楽祭がスタートします。

2015年は芸術監督に現代音楽ピアノ演奏の第一人者・井上郷子を迎え、50席ほどの小さなスペース・両国門天ホールに置かれた2台のピアノを中心に、3つのコンサートを展開します。

コンサートシリーズ『両国の2台のピアノ』では、様々な世代・地域の作曲家の作品を聴く2つのコンサートを実施。また、南アフリカ共和国から迎えるピアニスト、ジル・リチャーズ渾身の演奏によるC.アイヴズの大曲《コンコードソナタ》が披露されます。
また関連企画としてピアノの若林顕、ヴァイオリンの鈴木理恵子ら豪華講師陣による『サマーアカデミー』を開催。
親しみやすい小空間で、世代・地域を越えて体験する”今”の音楽に耳を傾けてみませんか。

 

 

【プログラムC】

2台のピアノとアジアの若い作曲家たち

 

アジアの若手作曲家を中心に、新作初演を含むピアノ作品の数々を、名手2人の演奏でお楽しみください。

 

日時:2015年8月10日(月)〜12日(水) 開演19:00(開場30分前)

会場:両国門天ホール

芸術監督:井上郷子

出演:藤田朗子(ピアノ)、井上郷子(ピアノ)

 

プログラム:

ヘジン・ジョン(韓国)《線と海》2台ピアノ(2015)世界初演
Hyejin Jun: Lines and Sea 2pf. (2015) W.P.

 

金ヨハン(韓国)《ラ・シミラリテ》2台のピアノと2つの身体(2015)世界初演
Yohan Kim: La similarité Pour deux pianos et deux corps (2015) W.P.

 

シラセート・パントゥラアンポーン(タイ)《抽象的微粒子I》 2台ピアノ(2014-15)世界初演
Siraseth Pantura-umporn: Abstract Particles Ⅰ for 2pf.(2014-15)W.P.

 

マティアス・シャンブーン(インドネシア)《5つの性格小品》 ピアノソロ (2008)日本初演
Matius Shanboone: 5 Character Pieces for pf. (2008) J.P.

 

今井飛鳥《ニノチカ》ピアノソロ(2014)
Asuka Imai: Ninotchka for pf. (2014)

 

山本哲也《織られた季節》プリペアド・ピアノ4手(2012)
Tetsuya Yamamoto: Woven Seasons for prep-pf. 4hands (2012)

 

リヴィア・テオドレスク=ショケニア(ルーマニア)《ノクタニアーナ》 2台ピアノ (2010)日本初演
Livia Teodorescu-Ciocănea: Nocturniana for 2pf.(2010)J.P.

 

ロイス・V・ヴィアーク(アメリカ)《スピン2》 2台ピアノ(1995)
Lois V Vierk: Spin 2 for 2pf. (1995)

 

 

【チケット】(税込):全自由席

各回単券:前売一般3000円、門天会員・学生2,500円(当日券は500円増し)

全プロ通し券:7,500円(A及びCプロは観覧日指定)

 

【ご予約・お問い合わせ】両国門天ホール

メール:ticket@monten.jp

電話&FAX:03-6666-9491

HP: http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=29255&

フリーダイヤル:Confetti(カンフェティ) 0120-240-540(受付時間:平日10:00〜18:00)

 

※HP、フリーダイヤル予約でのチケットは、お近くのセブンイレブンでの受け取り、精算となります。カードでの決済も可能です。発券手数料はかかりません。

※門天会員券、全プロ通し券は、メール、電話、FAX のみの受付となります。HP、フリーダイヤルでの受付はできませんのでご注意ください。

※学生券は、受付にて学生証をご提示ください。

※未就学児の入場はご遠慮ください。

 

主催:一般社団法人もんてん

企画協力:nothing but music

助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団

協賛:株式会社山石屋洋琴工房

 

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井上郷子 いのうえさとこ ピアニスト

東京学芸大学大学院作曲科修了。ムジカ・プラクティカ・アンサンブルのメンバーを経て、1991年よりソロ活動を始める。“Satoko Plays Japan”をはじめとする多くのリサイタルを行ない、特に、近藤譲ピアノ作品・全曲演奏やモートン・フェルドマン作品の演奏等で高い評価を受ける。海外では、ISCM(ルーマニア)などの国際現代音楽祭からの招聘をはじめ、アメリカ合衆国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、ルーマニア、アイルランド、トルコ、エジプト、アルゼンチンでソロリサイタルを行なうとともに、リール大学、カイロ音楽院、カリフォルニア芸術大学などのマスタークラスで講師を務める。2008年よりコンサート・シリーズ“Music Documents”(東京)を企画・制作、年3回のコンサートを継続している。ソロCDアルバムとして、これまでにHatHut Records(スイス)、Edition Hundertmark(ドイツ)、ALM Records(日本)、Emec Discos(スペイン)から計6タイトルが出版されている。第10回佐治敬三賞(サントリー芸術財団)受賞。現在、国立音楽大学教授。

 

 

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藤田朗子 ふじたあきこ ピアニスト

北海道札幌市出身。東京藝術大学音楽学部器楽科(ピアノ専攻)、フランス国立パリ高等音楽院伴奏科、同音楽院第三課程(大学院課程)室内楽科を卒業。ピアノを中山ヒサ子、播本枝未子、倉沢仁子、辛島輝治、伴奏法を山洞智、故Jean Koerner、室内楽をGérard Buquet、Jens MacManama の各氏に師事。ソロの他、ニース国際夏期講習会、フランス国立パリ高等音楽院をはじめとした各地の音楽院、パリオペラ座などで公式伴奏をつとめ、室内楽・新曲初演で国内外の演奏家と共演。現代音楽セミナー&フェスティバル「秋吉台の夏」、フェスティバル「A Tempo」(フランス)、軽井沢国際音楽祭、南千住ぶらり下町音楽祭等に出演。ソプラノ歌手の工藤あかねと「タマユラ」として活動。東京藝術大学音楽学部(ソルフェージュ科)及び共立女子大学講師。

 

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