第1回 両国アートフェスティバル2015【プログラムA】両国の2台のピアノ〜ジル・リチャーズを迎えて

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下町・両国を舞台に新しい音楽祭がスタートします。

2015年は芸術監督に現代音楽ピアノ演奏の第一人者・井上郷子を迎え、50席ほどの小さなスペース・両国門天ホールに置かれた2台のピアノを中心に、3つのコンサートを展開します。

コンサートシリーズ『両国の2台のピアノ』では、様々な世代・地域の作曲家の作品を聴く2つのコンサートを実施。また、南アフリカ共和国から迎えるピアニスト、ジル・リチャーズ渾身の演奏によるC.アイヴズの大曲《コンコードソナタ》が披露されます。
また関連企画としてピアノの若林顕、ヴァイオリンの鈴木理恵子ら豪華講師陣による『サマーアカデミー』を開催。
親しみやすい小空間で、世代・地域を越えて体験する”今”の音楽に耳を傾けてみませんか。

 

 

【プログラムA】

両国の2台のピアノ〜ジル・リチャーズを迎えて

 

新作を含む気鋭の日本人作曲家の作品とともに、大御所ヴォランズからポストアパルトヘイト世代のフォケンズ、若手のクマロまで、南アフリカ共和国出身作曲家のピアノ作品を紹介する貴重な機会。

 

日時:7月31日(金)19:00開演、8月1日(土)17:00開演、2日(日)17:00開演

(開場30分前)

会場:両国門天ホール

芸術監督:井上郷子

出演:ジル・リチャーズ Jill Richards(ピアノ)・井上郷子 Satoko Inoue(ピアノ)

 

プログラム:

ケヴィン・ヴォランズ《蝉》2台ピアノ(1994)
Kevin Volans: Cicada for 2pf. (1994)

ロバート・フォケンズ《5つのミニアチュール》ピアノソロ(2007)日本初演
Robert Fokkens: Five Miniatures for pf. (2007) J.P.

アンディール・クマロ《Schau-fe(r)n-sterⅡ》(2014)ピアノソロ 日本初演
Andile Khumalo: Schau-fe(r)-sterII for pf. (2014)  J.P.

伊藤祐二《偽りなき心II》ピアノ4手(2015)世界初演
Yuji Itoh : Itsuwarinaki Kokoro II for pf. 4hands (2015) W.P.

渡辺俊哉《静物》2台ピアノ(2015)世界初演

Toshiya Watanabe: A Still Life for 2pf. (2015) W.P.

樅山智子《リトルフットの墓》2台プリペアド・ピアノ(2015)世界初演

Tomoko Momiyama: Where Little Foot Sleeps for 2 prepared pianos (2015) W.P.

 

※初日(7/31)の公演終了後、会場にて懇親会を行います。

 

【チケット】(税込):全自由席

各回単券:前売一般3000円、門天会員・学生2,500円(当日券は500円増し)

全プロ通し券:7,500円(A及びCプロは観覧日指定)

7月31日(金)公演は、満席につき予約受付を終了いたしました。

 

【ご予約・お問い合わせ】両国門天ホール

メール:ticket@monten.jp

電話&FAX:03-6666-9491

HP: http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=29252&

フリーダイヤル:Confetti(カンフェティ) 0120-240-540(受付時間:平日10:00〜18:00)

 

※HP、フリーダイヤル予約でのチケットは、お近くのセブンイレブンでの受け取り、精算となります。カードでの決済も可能です。発券手数料はかかりません。

※門天会員券、全プロ通し券は、メール、電話、FAX のみの受付となります。HP、フリーダイヤルでの受付はできませんのでご注意ください。

※学生券は、受付にて学生証をご提示ください。

※未就学児の入場はご遠慮ください。

 

主催:一般社団法人もんてん

企画協力:nothing but music

助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団

協賛:株式会社山石屋洋琴工房

 

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井上郷子 いのうえさとこ ピアニスト

東京学芸大学大学院作曲科修了。ムジカ・プラクティカ・アンサンブルのメンバーを経て、1991年よりソロ活動を始める。“Satoko Plays Japan”をはじめとする多くのリサイタルを行ない、特に、近藤譲ピアノ作品・全曲演奏やモートン・フェルドマン作品の演奏等で高い評価を受ける。海外では、ISCM(ルーマニア)などの国際現代音楽祭からの招聘をはじめ、アメリカ合衆国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、ルーマニア、アイルランド、トルコ、エジプト、アルゼンチンでソロリサイタルを行なうとともに、リール大学、カイロ音楽院、カリフォルニア芸術大学などのマスタークラスで講師を務める。2008年よりコンサート・シリーズ“Music Documents”(東京)を企画・制作、年3回のコンサートを継続している。ソロCDアルバムとして、これまでにHatHut Records(スイス)、Edition Hundertmark(ドイツ)、ALM Records(日本)、Emec Discos(スペイン)から計6タイトルが出版されている。第10回佐治敬三賞(サントリー芸術財団)受賞。現在、国立音楽大学教授。

 

 

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ジル・リチャーズ Jill Richards ピアニスト

バッハから即興演奏まで、多面的で精力的な演奏活動をくりひろげるピアニスト。長年にわたり作曲家ケヴィン・ヴォランズと共同活動をする他、ヨルク・シャッファー、フランソワ・サランらと活動、特にフィリップ・ミラーとのコラボレーションは、映像を伴うライヴパフォーマンスのツアーなど、広がりを見せている。またヴィジュアルアーティストのマーカス・ノイシュテッター、サウンドアーティストのジョアン・オレッキア、作曲家/パーカッショ二ストのルーカス・リゲティ、そしてズィム・ナガワラらとともに即興演奏を行う。他の共演者としてはスイスの作曲家/ドラマーであるクリストフ・フェレイ、サウンドアーティストのフランシスコ・ロペスがおり、またチューリッヒ芸術大学でダンサーのエスター・ハウスレーとともに教鞭を捕った。イギリス、ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリアで演奏、放送録音を行ない、BBC放送ではケヴィン・ヴォランズのソロとデュオ作品の初演を行なっている。これまでに、グラミー賞にノミネートされたヴォランズの「蝉」や、マイケル・ブレークの全ピアノ作品を含む、5枚のCDをリリース。「SoundMindLab」を創設し、ヨハネスブルクを本拠地として、革新的な現代音楽、エレクトロニックミュージック、実験音楽、そして音と異分野共同の実践を定期的に行なっている。また「Dynamic Music in Africa Project」にも当初から携わっている。

 

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※特記なき場合、開場は開演の30分前です。
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