門天ホールmenu 2022 January&February 1月2月のmenu

明けましておめでとうございます。

2022年1月2月のmenu表紙とザウクロチャットをご紹介いたします。
ザウクロチャットは、『毎年恒例!ゆく年くる年チャット
(2021→2022)!』です。
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毎年恒例!ゆく年くる年チャット
(2021→2022)!

ザウルス:今年のクロさんの一大ニュースはなんでしょう?
クロ:なんだろうね。ザウルスの一大ニュースは?

ザウ:私個人としては、次女の誕生です!仕事上では、やはり
「コミュニティ・ミュージックのいま、そしてこれから」企画がたちあがった
ことです。これまで、十数年にわたって、コンサートやワークショップなどで、
多様な人々と音楽を通して関わってきましたが、そういった活動がどんな
意味をもち、これからどうなっていくのが良いのか考えたり、色々な人々と
共有するきっかけができたのが嬉しいなあと思っています。

クロ:そうですね。コンサートやイベント、ワークショップやストリートピア
ノなど、もんてんの取り組みは、入り口の幅を広くして参加者の裾野を
広げることを意識しています。
コンサートやイベントでは、主役はアーティストのことが多いのですが、
ワークショップやストリートピアノでは、一般の人たちが主役になります。
取組みによって、主役が異なる活動ができているのが嬉しいですね。
今年のストリートピアノは、天気も良く、とても印象に残っています。

ザウ:はい。天気もよかったし、演奏した皆さんの表情が嬉しそうで、素敵
なイベントになりましたね。日本では、小さい頃からピアノなどの楽器を
習っている人が多く、鑑賞者だけではなくプレイヤーでもある人が多い状
況だと思います。ストリートピアノをみていると、潜在的にすでにたくさんの
パフォーマーが街中にいることを実感しました。また、楽器を習っていても
いなくても、ストリートピアノに参加した皆さんが演奏し、聴いてもらえた
喜びを感じているように見えました。アーティストだけではなく、もっとたく
さんの人が自らパフォーマンスする時代になっていますね。だからこそ
ストリートピアノなどの機会があるというのは、とても大事だなあと
思っています。

クロ:そうですね、発表会でもコンサートでもなく、みなさん普段の生活の
延長線上な感じで、楽しんでいましたね。親子で、友人同士で、或いは
一人でも参加できる楽しみの1つといえますね。今回も手応えを感じた
ストリートピアノでした。そしてスタッフの方々の手際良さや進行上での
咄嗟のアイデアなど、頼もしかったですね。主催者としては、次に活かせる
課題もいただきました。
今年は、これまで継続して実施してきたことを考えて整理できたように思
います。未来に受け継ぐピアノ音楽の実験でのピアノ管理ガイドラインの
作成など、これまでとは違った取組で新たな出会いがあったりして、今後
の力になりそうです。
「コミュニティ・ミュージックのいま、そしてこれから」「未来に受け継ぐピア
ノ音楽の実験」などに携わることで、これまでのイベントも、違った視点か
ら見ることができているように思います。

ザウ:もんてんは、これまで伝統芸能から現代音楽などの革新的なものま
で様々なイベントをしてきましたが、コミュニティ・ミュージック関係の企
画や未来に受け継ぐピアノ音楽の実験のような企画を通して、ホールとし
て芸術の創造環境をどのように整えていったら良いのか考えていくとい
うフェーズに進んでいる感じがしますね。ホールをもつ法人という立場か
ら、個々の表現者の活動を支えつつ、墨田区から東京、日本に住む人たち
の表現活動の下支えをしていけるような活動が広がっていっていて、クロ
さんが最近おっしゃっている役割の変化というのが活動に現れてきてい
るなあと思います。そう思ってもんてんの活動を振り返ってみると、
2021年はコロナ禍にも関わらずたくさん成果があった年でしたね!

ザウ:さて、いよいよ2022年!抱負をお願いします!
クロ:ホール利用者や観客、参加者の方々に、オルタナティブスペースとして
の醍醐味を味わってもらえるような、サポートや自主企画、ホール運営をした
いですね。

ザウ:2021年の成果を継続したり、広く伝えていくことや、その成果をふまえて
個々のイベントに対応することでそれが実現できるような気がします!

クロ・ザウ:よし!がんばるぞー おー!

 

※特記なき場合、開場は開演の30分前です。
※問い合わせ先メールアドレスの@は、小文字に打ち直してください。



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