門天ホールmenu 2020 March&April 3月4月のmenu

2020年3月4月のmenu表紙とザウクロチャットをご紹介いたします。

ザウクロチャットは、「写真の進化」です。

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        「写真の進化」

クロ:写真の進化、すごいですねー。
私の小学校、中学生くらいまでは学校の遠足や卒業アルバムの写真くら
いしか撮らなかったし、高校生の時も、そんな写真しかなかったかも。
ザウルス:一般の家庭にはカメラはなかったんですか?
クロ:カメラを持っているお家ってあんまり記憶がないですね。
テレビが、近所20-30世帯に1つくらいしかなかったように、カメラも
そんな感じがします。
そういえば、うちの兄がカメラを作ってそのカメラで写真を撮った
記憶があります。付録のキットでカメラとかラジオとか手作りしていた
ような、、、。
ザウ:手作り!?綺麗に撮れるんですか?
クロ:ボケボケの写りだったけど、写っていたよ。美術家がピンホールを
あけて写真撮ったりするよね。あんな感じだったように思います。
写真は特別な日にしか撮っていなかったのかもしれない。遠足とか
卒業アルバム。あと冠婚葬祭かなあ。
ザウ:なるほどー。写真を撮るのは貴重な機会だったんですね。思い出の
写真の記憶ってありますか?
クロ:写真が手元に残っていないので、今となっては幻だったのかも
しれないけど、、、うちは線路脇に家があったので、踏切が近くにあって、
その踏切の前で小学生の私が甥っ子の子守をしている写真を見た
ことがある。兄弟姉妹が多いので、小学校の頃から私は叔母でしたね。
そうそう、門前仲町に門天ホールがあった時に、写真好きのアマチュア
カメラマンに撮ってもらっていた。
ザウ:前の門天ホールの楽屋にはコンサートの写真がいくつか飾って
ありましたね。
クロ:そう、あれです。写真がまだ高価な時代でしたね。
デジタルカメラが出て、気楽に気安く写真が身近なものになったように
思います。特に、使い捨てのカメラが出てきて、すごく普及したかもね。
それでもフィルムだったと思うので、パチパチ今のようには撮らなかっ
たかも。
ザウ:私の青春時代にはプリクラをたくさん撮りました!チェキっていう
のもありましたね。
クロ:はい、それを持っていた時期もあります!写りはボケボケだったけど
楽しさがありましたね。解像度ではなく、記念。そして記憶を呼び覚ます
アイテムとしての機能を、今となっては感じます。
ザウ:そうですね。「懐かしいー」って言いながら見るのが写真だった気が
します。
クロ:だよねー。今は違うよねー。
ザウ:映える写真を撮るというのが経済まで動かしている。
クロ:はい。過去ではなく、いまに価値を見出している感じがしますね。
いまや加工が自由自在のアプリまである。懐かしさの対象ではなく、
水のごとく流れていくもののようです。そういう意味では、記念として
ちゃんと保存したい写真と、消費していく写真と二極化されているの
かもしれないなあ。チャットしていたら、特別な日は写真家カメラマンに
撮ってもらいたいと思うようになりました。
ザウ:写真は、その人の世界の切り取り方、見え方が見えるのが面白い
ですね。カメラマンの世界の見方って、他の人とは違うんだろうか。。?
クロ:興味があるねー。

※特記なき場合、開場は開演の30分前です。
※問い合わせ先メールアドレスの@は、小文字に打ち直してください。



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