第1回 両国シネマ天丼2017:久高オデッセイ 第三部 風章、ひと夏のファンタジア、blue、今, 海はあなたの左手にある(安藤尋監督トーク)
5/3/水


下町・両国を舞台に新しい映画祭がスタートします。その名も「両国シネマ天丼」!
第1回のプログラム・ディレクターとして映画監督・宮岡秀行を迎えます。「音楽・文学・踊り」をテーマとしたドキュメンタリー映画に定評のある宮岡氏のセレクションによる、ワークショップで制作された作品、芸術の制作現場のドキュメンタリーの映画上映と、関連パフォーマンスを9日間に渡り繰り広げます。
プログラム・ディレクター:宮岡秀行
【スケジュール】
【映】11:00〜
「久高オデッセイ 第三部 風章」(2015年/95分)
監督:大重潤一郎
沖縄県本島南部に位置する久高島、かつて15世紀頃より約450年の間栄えた琉球王朝より「神の島」として崇められてきた島である。久高島で12年に1度行われてきた神女継承式である「イザイホー」は1978年を最後に後継者不足等の為に途絶えてしまったが、祭りの命は息づいている。本作は2002年から2014年までの12年間、久高島の今を撮り続けたドキュメンタリー映画である。
監督は岩波映画出身のドキュメンタリー映画監督の大重潤一郎。久高島をはじめ琉球弧の祭祀を記録し続けた写真家の故・比嘉康雄氏の遺言を撮影した事をきっかけに久高島へ通いはじめ、久高島の12年におよぶ記録撮影を決意する。大重監督は本三部作を完成させた1か月後の2015年7月22日他界した。久高島を舞台に描かれる人の営みと自然への畏怖と感謝、島に刻まれている琉球創生神話と古代人の足跡、そして死と再生を通して循環される生命の姿。大重監督最後のメッセージをぜひ会場で感じて頂ければ幸いある。
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=ZIczVVB6QO0
【映】14:00〜
「ひと夏のファンタジア」(2014年/96分)
監督:チャン・ゴンジェ
韓国から奈良県五條市にやってきた映画監督テフンは、助手兼通訳のミジョンと共に、観光課の職員タケダの案内で町を歩き、さまざまな人と出会い、いろいろな話を聞く。そして、花火大会の夜に不思議な夢を見て……。映画は、次回作の構想を練る映画監督の話と、若い男女の淡いラブストーリーの二部構成になっており、ふたつの世界を同じ俳優陣が演じわけている。それぞれの世界がモノクロとカラーで描きわけられている点にも注目だ。
★上映終了後、出演の岩瀬亮舞台挨拶あり!
【映 + トーク+アフターパーティー付き】16:00〜
「blue」(2001年/116分)
監督:安藤尋
「今、海はあなたの左手にある」(2002年/30分)
監督:安藤尋
★トーク & 安藤尋監督を囲んでアフターパーティー
料金 1500円
料金:
【映】映画 各1000円
【映 + トーク+アフターパーティー付き】 1500円
門天会員:各1割引
主催:一般社団法人もんてん(両国門天ホール)
予約・お問い合わせ:両国門天ホール
電話/FAX: 03-6666-9491(電話は平日の13:00〜17:00)
メール:ticket@monten.jp(@は半角に直してください)